必要か?十分か?青チャート⊂赤チャートの関係

前回、改定された赤チャートの威力が半端ない!という記事(こちら)を書いたのですが、その後、「赤チャートは難問奇問ばかりでは?」「青で十分でしょ」「赤は所有者の自己満足!」といった意見も多く・・・、皆さんどんだけ青好きなの?と驚いています。

いろんな赤チャートに対する批判も聞きますが、「それはきっと古い赤チャートのことであって、新しい赤チャートじゃないんだけどなあ・・・」と、数研出版の方に代わって熱く語りたい!

長い歴史を持つ、数研出版のチャート式。もちろん他教科でも出版されていますが、代表的なものはやはり数学でしょう。難易度が高い順に

赤→青→黄→白と並び、平成生まれはもちろん昭和世代(高校生のお父さんお母さん世代)にも懐かしいロングセラーの参考書です。(他にも演習に特化した緑や紫、黒といった様々なバリエーションがあります)

数学は好き嫌い(得意と不得意)が大きく分かれる教科でもあり、そのため苦手な人からは「できるだけ最小限で

どうにか乗り切りたい!」と思われることも多いですよね。数学が苦手だから理系を諦める、国立を断念するなんていう話はよく聞きます。だからこそ数学教材は、「数学大好き!」な人から、「出来れば早く終わらせたい」という人まで、幅広い人に対応しなくてはならないというわけです。本当にもう・・・こんなに様々に色分けして出版するなんてチャート式数学くらいなものですよ!

本題に戻して今回は赤vs青どっちがいいの?対決ですが・・・大は小を兼ねる!ということで私がおすすめするのは、赤チャートです!

くどい様ですが、昔の赤チャートではなく今の赤チャート!平成から令和をまたぐ現在の赤チャートです!前回、なんといっても、コラムのすばらしさを前回お伝えしました。「本当は教科書に載せたいけど、読み飛ばされちゃう」「ここまでの知識を欲しがる高校生は少ないよ」と言われて(?)「教科書に載せられないけど、高校生に伝えたいっ!」という作成者の方の魂を感じる内容です。(違ったらすみません。でもきっとそうだと思います)

そんな私も大好きなチャートのコラムですが、、、「そういえば、青と赤では内容が違うのかな?」と気になって比べてみました。結果、こんな感じです。

あら、まあ!なんてお得!「赤チャートを買えば、青チャートは不要」ですね。もしこれが数学でなくレシピ本だったら、そりゃあたくさん載っているほうがいいと思ったりしませんか?

数学っぽく表現すると、赤チャートは青チャートに対して、必要条件!の関係。(ん?だから青チャートで十分!という人がいるのかしら?)

進学校でもお勧めされることが多い青チャートですが、数研出版の方はきっと…赤チャートで数学の楽しさや面白さを多くの高校生に知ってもらいたいと思って作っているのです。(推測)

三平方の定理を学んだとき、感動しませんでしたか?オイラーの公式に出会って震えませんでしたか?(私は中2のとき、式の美しさに感動して数学の授業で泣きました)そんな体験があった人、社会人になって数学を学びなおしたいと思っている方にこそ、読んでもらいたい赤チャートです。

そんな最強の赤チャートも、唯一の欠点があります。それは…所有者の自己満足本になりがちだということ「俺、赤チャート使ってるぜ?」と言って、ただ持ち歩いたり本棚に並べてうっとりするだけなんていうのは、数研出版の方に申し訳ない!いや、失礼とも言えます!自己満足本の代表としては「大学への数学」などもありますよね。(ちなみに私は「大学への数学」挫折派ですが、唯一「マスターオブ整数」だけは、あまりにも好き過ぎて、人生で過去5冊ほど買いました)

本題に戻して…「買って満足状態」にさえならなければ、最強ツールの赤チャート。ぜひ、書店で実物を見て良さを感じてもらいたい。(気に入ったら買っちゃいましょう!)そして、もし書棚の赤チャートを見て、保護者の方に「あんた、赤チャートなんて、何背伸びしてるの?ちゃんと使えるの?」と言われたら・・・「今の赤チャートはすごいのよ!」とどや顔で返答してもらいたいです。笑

と、ここまで熱く赤チャートと青チャートについて語ってきましたが、高校で黄色いチャートをもらったけど、それはどうなの?と思う高校生もいますよね。数学的な面白さを赤や青で伝えていますが、黄色と白はぐっとその要素がなくなっています。どちらかというと、「数学は論理」ということをしっかり身に着けてもらいたいというメッセージを感じます。そのため残念ながら

、赤や青にはある「至福のコラムページ」がありません。ただ、高校に入ってから急に数学がわからなくなったという人に黄チャートは、とっても有難い存在です。

特に数学Ⅰ+Aでは、記述式解答の書き方も載っていて、高校数学で気を付けるべきポイント(中学では習わなかった数学の本質)をぎゅっとまとめてくれています。(きっと読み飛ばす高校生多いんだろうなあ…すごくいいページなのに)というわけで、次は青チャートにつぐ人気の黄チャートについても、お伝えします。(MK)

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