英語の先生

今、教育業界でhotな重い題名でスタートしました今回の記事。

内容は重いどころかかなり軽いので、

・東進に通っている君たち生徒も、

・東進に通っていない高校生も

・お子さんの予備校探しでたまたまこの記事に辿り着いた保護者の方も、

最後まで読んでくれたら幸いです。

紹介が遅れました。私、東進柏駅西口校でチューターを始めて4年目になりました、村松といいます!

 

0歳、愛知県で元気に誕生

「あんたは元気に生きていればそれでいい」という教育方針でのびのび育つ。

12歳、栗ヶ沢中学入学 興学社学園の東大ゼミナールで勉強

15歳、東葛飾高校入学 自由な校風でのびのび生活する

18歳、のびのびしすぎて浪人し、19歳、慶應義塾大学経済学部入学

オーストラリア旅行

今日は僕の趣味でもある旅行の話をしようと思います。

この前オーストラリアのシドニーに行きました。(松本先生とのヒッチハイクの話はまた今度!笑)

 

英語圏に行ったのが初めてだったこともあり、身体の大きい白人店員に

 

Hahaha, Japaneseピー〇〇〇――――――なんて言われたらどうしよう、とか考えていたんですが、

オーストラリアは移民が多い国なので、アジア系の人や黒人も多く、あまり寂しくありませんでした。

しかし、そんなことより僕が一番心配していたのは…

「俺の英語、通じなかったらどうしよう…」 もっと言うと

「発音が悪くて笑われたりしたらどうしよう」

「またまたぁ、あんた慶應ボーイなんだから英語くらい喋れるんじゃないの?」

なんて声が聞こえてきそうですが 僕は上記の自己紹介で示した通り、海外滞在経験のない正真正銘の所謂

「純ジャパ」

愛知の片田舎で生まれ、千葉は松戸の大きな音でバイクを走らせているお兄さん達がたくさん通る道路の横の家で

「あんたは生きてりゃいい」

と言われ、特にすごい英才教育を受けずにすくすく育った僕です。

英会話を少し習っていたとはいえ、外国の人と話した経験なんて2年生の頃に、渋谷で皇居に行きたくて困っているアメリカ人おじいちゃんにYou have to go to 有楽町station.」 というなんとも雑な道案内をしたことがあるくらい。(あの時のおじいちゃん、無事皇居にたどり着けたかな…)

オーストラリアは英語圏、今まで行ったことのあるアジアの国々とはわけが違う。きっとみんなすげー綺麗な発音でペラペラ英語を話してるに違いない…そして僕は英語が話せないから、現地の子どもから石を投げられるんだきっと。という必要のない心配をしながら行きました。

英語の発音に正解はない

そう、結果的にその心配は必要なかったんです。二字熟語でいうところの、「杞憂」でした。

 (私大の国語で出るので、文系は要チェック!)

僕の発音は素晴らしかった!わけではないのですが 気付いたこととしては

 

 「英語の発音に正解はない」

 

ということでした。

 

ブルーマウンテンという観光地に行ったときのことです。 観光案内所のスペイン人店員さんが話す英語が聞き取れず、それよりも僕が大学1年生のときにスペイン語の授業でよく聞かされていたスペイン語にそっくりで、「この人本当に英語話してる?スペイン語を話してるんじゃないの?」と思ったこともあります。

シドニータワーアイというシドニーのシンボル的なタワーに行ったときのことです。

中国人の話す英語が限りなく中国語っぽくて、聞きとるのに一苦労しました。

(実際に必死に聞き取っていたら、中国人に間違えられ中国語を話されていたこともありました。

その時は丁寧に”I can’ t understand Chinese.”と言いました)

それでも現地の人たちは自分なりの「カタコトイングリッシュ」を自分の発音変かな?とか、こんな単語使わないかな?とか気にせず、堂々と道具として使っています

 

 これって多くの日本人が目指すべき姿なのではないでしょうか?

 

日本では英語を話す機会が滅多になく、いざ話すとなっても発音などを気にして恥ずかしがってしまいます。

確かに意味不明なことを言ったら笑われることもあるかもしれませんが、

発音を気にして笑われることを怖がって英語を話さないなんでもったいない!

 

「自分なりの英語を話して、伝わればいいんだ!」

「英語なんてただの言葉だ!やれば誰だってできるようになる!」

僕は思い、積極的にコミュニケーションをとるようにしたところ、本当に色んな人と仲良くさせてもらい、楽しめました!

フリスビーを使ったスポーツ「アルティメット」をビーチで現地のチームに混ざってやったり

ブルーマウンテンでレバノン人と一緒にハイキングしたり

コアラと写真撮ったり

恐がらず積極的に下手な英語を使っていったおかげで現地の人と仲良くおしゃべりしたりして充実した旅行になりました!

日本の英語教育は間違っているのか

話は少し変わって…日本の英語教育はよく批判されます。

「英語が話せるようにならない」とか「文法や発音とかの細かいところを気にしすぎだ!」とか。

でも僕はそこまで言うほど間違っていないと思います。

僕がシドニー旅行を楽しめたのも、頑張って現地の人と会話したりできたのも 日本の英語教育で培った「受験の場や大学でたくさん英語を勉強してきた」という自信や「この文法や単語の意味で間違っていない!」という前提となる知識があったからだと思います。

今現在高校生のみなさん、もしこの世界を楽しみたいと思ったり、英語を勉強したいと思ったのなら まずは中学や高校で教えてもらう英語を徹底的にやりきってください。

「そんな言い方しないよ」

「そんな難しい文法、実際の会話で使わないよ」

そんなこと言われても関係ありません。徹底的にかつ圧倒的に勉強してください。習得してください。

そして志望大学合格を勝ち取ってください!

あとは現地で必要なのは「ちょこっとの勇気です」

ちょこっとの勇気を出してへたくそなりにジャパニーズイングリッシュを使ってやればいいのです。

所詮道具なんだから!

僕も来春から社会人になります。

すぐには無理かもしれないけど、頑張って勉強して海外の部署で働くことを夢見ています。

小、中、高、大、全て日本の英語教育を受け、留学にも行ったことのない僕だけどきっと僕たちがしてきた英語は間違ってなかったと証明してみます。

だからみんなもチューターさんや東進の講師が教えてくれることを信じて勉強をやりきってください!!

長くなりましたが読んでくれて本当にありがとうございました。

最後に僕の好きな名言を送ります。

“The world is a book, and those who do not travel read only a page. By Saint Augustine”

「世界は一冊の本である。旅をしないということは本を最初の1ページしか読んでいないようなものだ。」

(この訳はまあまあ意訳なので、入試では真似しないでくださいね笑)

英語の先生

僕が小さい頃に通っていた英会話教室はこちら

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