今、頑張れないヤツは、一生頑張れない

吉野先生

「今、頑張れないヤツは、一生頑張れない!」とは、古文の吉野先生の名言。本当にその通りだと思います。それを痛感する出来事が昨日ありました。

東進の「最終センター本番レベル模試」です。センター試験1ヶ月前に本番を想定しての模試を、実際のセンター試験会場にもなる千葉工業大学にて実施。

受験票を忘れないように、電車の遅延を想定して早めに家を出て、

防寒グッズも準備して・・・と、いわゆる予行練習になる模試です。

緊張感を持って集合してくれた生徒も多かったのですが・・・

・鉛筆を持ってきていない生徒:約1割

・試験会場を間違えて遅刻した生徒:数名

・忘れ物をした生徒:数名

ちょっと、1ヵ月後が怖いですね。

「鉛筆、忘れたんですか?」

「はい。でもシャープペンがあるんで・・・

センター試験では、マークは鉛筆のみと決まっているんです!

「シャープペンシルはメモを取る場合に限り使用できる」

「使う鉛筆はH・HB・Fのみ」

「和歌や格言の書かれている鉛筆は使用不可」

との厳しい規定があり、毎回の模試でも繰り返し言われる注意です。

ちなみに、センター試験での鉛筆指示は、

カンニング防止とも言われていますが、それは二番目です。

炭素の量でマークを読み取るものなので、

薄すぎる鉛筆や濃すぎる鉛筆は不可。

読み取りエラーが起きる可能性があるので、使用できないということに

なっているんです。

シャープペンだったので、光ってちゃんと読み込まれなかった、

材質の悪い鉛筆でマークして0点になってしまったという

海外の大学受験で起きたびっくりなニュース報道も過去に

ありました。

 どんなにマークミスがないかチェックしても、筆記具が適していなければ

それまでの努力が水の泡になってしまうことがあるんです。

これって、とても悔しいことではないですか?

「これまでも鉛筆については厳しく注意されていましたよね?」

「ああ・・でも本番では忘れないので」

これ、受験票忘れでもよく聞く台詞なんですが、

練習ではできないけれど、本番では大丈夫って

どこからその自信が出てくるのか知りたい!

本番に向けて何度も練習を繰り返し、力を最大限発揮するために

模試があるのです。

練習で勝てない相手に、

「本番では勝てますよ?本番では本気出しますよ?」

という受験生ほど失敗します。

本番だったら十分に注意するし、本気を出す!

それは嘘。

これまで一度も本気を出したことがない人間が本番で実力を発揮できるはずがありません。

センター試験まであと約1ヶ月。

自分の中に油断や甘さがないか、見つめなおしてもらいたいと思います。

センター試験で過去に実際にあった生徒の例

・時計を忘れてあわてて近くの店に買いに走った

(たまたま津田沼駅近くの会場だったので、早朝に時計を売っているお店があった)

・数学ⅠAを解かなくてはいけないのに、緊張して数学Ⅰを解いてしまった

・会場近くのコンビニで昼食を買って行こうと思ったら、まわりにお店が1軒もなくて

お昼休みにタクシーで駅まで買いにいった

・多機能時計だったためどんな機能がついているか聞かれ、わからないと言うと

使用を認めてもらえなかった

(実は計算機能はなく、本来なら使えるはずの時計だった)

・・・・・などなど。

現役生にとっては初めての経験となるセンター試験。

そろそろ受験票も届き、会場がわかった頃ではないでしょうか。

まずは

会場までの交通機関(電車が止まったらどうやって行くか?)

近くのコンビニ情報(営業時間や大きさ(トイレがあるか?))

を調べるのはMUSTです!

他にも事前にお伝えしたいことはたくさんあるのですが、この他は

1月12日(土)20時~

「センター事前指導会」

にてお教えします。

最後に一言。

「今、頑張れないヤツは、一生頑張れない!」

(模試で頑張れないヤツは、本番でも頑張れない)

熱い気持ちを忘れずに。

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